思生活

平成元年誕生。狩猟、ソロキャンプ、音楽、ガジェット、ゲーム、雑学、疑問、ネタ、酒、くだらないことを全力で感じるままに記事にしていきたい。

人生初の釣りに行き、初めて釣った魚を食べて食物連鎖を感じた結果、命の尊さを知った

6月某日、会社の上司に誘われて男8人ぐらいで1泊で釣りに行ってきた。

私は運転手をもちろんして、辿り着いたのが千葉の外房。

正直いうと、釣り旅行とは言ってもガチなメンバーはいないので、酒を飲むことをメインで旅行を快諾したわけで、竿すら持っていないし、買ってすらなかった。

 

一日目、昼前には目的の千葉に辿り着いた。強烈な大雨で釣りどころではなかったので、全員で昼から居酒屋に入り、大宴会モード突入。そのままチェックインの3時まで居酒屋にいたのだった。もちろん車の私は一滴も飲めていない。そんなフラストレーションが爆発して、旅館についた瞬間、日本酒の一升瓶をグビグビ飲んでいた。そのまま夜の大宴会に突入、結局そのまま深夜3時ぐらいまで飲み続けていた。マジで千葉まで行ってやることではなかったのだ。

 

二日目、朝7時に叩き起こされ、グデングデンのまま朝食を食べていざ釣り場へ。カメラで適当に辺りを撮影して、車戻って寝るかな~なんて思ってたら先輩が釣り竿を貸すから折角だから釣ってみろとのことで言われるがまま釣り竿を持つ。ちなみにイソメっていうグロいミミズの餌も取り付けてくれるし、私はただ言われるがままに防波堤から竿を海へぶん投げるだけの簡単なお仕事だった。すると5分足らずで「ブブブブブ」と竿が揺れる。超バイブレーション。とりあえず巻いてみろとの事で、巻きまくる。この時私が考えていた事は一つ。

釣りってパチンコと一緒や・・・

まず、ひたすら当たるまで待つ、演出(振動)が来たら当たってる。CR釣り物語の完成である。

そして無事に釣り上げたのは10センチぐらいのイシモチという白身魚

もう釣られたイシモチも必死に跳ねて逃げようとしてた。

釣りマンガはグランダー武蔵しか読んだことがなかったので即リリース。先輩に食わないの?と言われハッとなった。そこからもビギナーズラックで爆釣れ、計7匹のイシモチが釣れたのだった。途中防波堤付近をイルカが遊泳していたが、流石にイシモチぶん投げたところで引っかかるほど頭は悪くなかったので松方弘樹のようにはなれなかった。

アイスボックスを先輩が用意していたので魚をぶち込み埼玉まで帰還。家で釣った魚を捌いてくれと嫁に頼んだ所、面倒くさいの一言で一蹴されたので、近所の実家に向かった。

台所で魚を広げるおかん。ここでいつもと違う感覚に囚われる。そう、こいつらの元気に生きていたシーンを私は知っている。私に釣られた元気だった魚たち。そこに確実に「生」があった。おかんは知ったこっちゃないので魚に包丁を躊躇なくぶちこんでいく。生まれて29年間魚を捌いたことがないのでこれを機に教えてもらい、私自身も捌くことに。

まず、そんなに大きな魚ではないので思ったよりグロくなかった。そしてウロコがめちゃくちゃ痛かった。三枚におろすでもなく、ちっちゃいからこのまま素揚げしようってことになったので油にぶっこみ試食。

人生で初めて狩り行為を行いゲットした魚は格別にうまかったのだ。

特にそれ以上の感想はない。正直味だけなら売ってる魚食ったほうがうまい。ただイノシシとか熊とか鹿とかも狩って食ったら絶対うまいんだろうなあとはおもった。

 

陸の生き物狩り、いつか体験してみたい。