2018上半期の思い出は肛門を破壊してしまった事
今週のお題「2018年上半期」ということで、赤裸々に書いていこうと思います。
まず今年に入る3ヶ月前の、2017年10月1日、酒による度重なる失敗に対してのトドメの大失敗をしてしまい、妻に対しての「言い訳カード」も使い切ってしまった私は、もう酒を辞めますと言わざるを得なかった。
ちなみに今までに使った言い訳カード一覧
・門限カード★☆☆☆☆
1時までに帰宅する、と豪語し、数ヶ月でカードの効果終了
・飲む量制限カード★★☆☆☆
5杯と決めて居酒屋にいく→結局止められるわけもなく飲んでしまい即日終了
・外で飲まないカード★★★☆☆
外で飲むからベロベロになるんだよ、と言われ編み出したこの宅飲みに切り替える事が出来るカード。一ヶ月で妻から友達もう呼ばんでくれ、との事で終了
・妻にお布施カード★★★★☆
飲みに行く前に妻に3千円を渡して、何かあったときに「まぁ金もらってるし文句いうのやめるか」と思わせるカード。これはかなり効果があったが、金欠になり始めたので数ヶ月で自然終了
そしてすべてのカードを使い切り、もう何も浮かばなかった私が最後に使ったカードが「禁酒カード★★★★★」である。
いままで散々作戦を水の泡にしてきた信頼の無さから、期限をいえる状況でもなく、ただ「酒を辞めます」と言い、約束をしたのであった。
ちなみに私の場合、以前どんなタイプの酔っぱらいであったかというと、「寝る系」である。それが、居酒屋だろうと、帰り道であろうとどこでも寝てしまい、路上寝込みをしてしまうどうしようもない野郎だった・・・。
そして生涯禁酒といわんばかりに酒を絶って約三ヶ月、年末が近づいてきた頃、忘年会系はさすがに酒飲みたいなあなんて思ってたら妻から「このまま大人しくしてれば春には解禁してもいいかな」といっているのを聞き、涙が出そうになった自分の愚かさを押し切り、年末に妻に土下座をして許しを請うた。妻は笑っていた。その時の喜怒哀楽が入り混じった笑顔を私は忘れない。そして許されたのだった。その時妻は私に「次同じことしたらどうする?」と言われ、「何年でも酒辞めます」と答え終息したのだった。
前置きが長くなったが、本題に入る。年末年始の一週間の休みをほぼ毎日忘年会・新年会で終え、明日から会社だ、というその日の夜、事件は起きたのであった。
トイレに行き、私はいつもどおりう○こをした。
パンツを履き、ズボンを上げ、流そうとしたその時、気づいてしまったのである。
「便器の中の水、真っ赤やん!!!!!!!!!」
しかも綺麗な鮮紅色。何故か痛みは全く無い。痔じゃない・・・?嗚呼、私の人生は短かったな・・・。絶望だった。真っ先に大腸ガンだと思った私はテンションが下がりに下がったが、その日は夢だと思い就寝した。
そこからトイレで毎日う○こファッションチェックを行い、「ちょいブス~」とかやっていたが、全く潜血はなかった。
「やはり、夢だったのか?」そう思っていた一ヶ月後、またハードな飲み会があり、次の日に放糞したところ、便器の水は鮮やかなレッドに・・・。
そこからハードな飲み会がある月イチにおしりが真っ赤になるようになり、デカイ病院いこうと思い立ったのであった。が、肛門科が思いの外近くにあったので、最初にそちらに向かった。
出来たてホヤホヤの肛門クリニック。院内に入り、受付を済ませ誰もいない待合室で緊張しながらまっていたら院内のスピーカーから荘厳なメロディが流れてきた。
・・・これ・・・EL&P(エマーソン・レイク&パーマー)のタルカスじゃねえかよ!!!!
肛門科で緊張してるのにプログレながすの辞めろ!!!俺はテンション上がったけど!!w
とそんなことを思ってたら呼ばれたので、先生の元へ突入。
先生「はい、どのような症状でしょうか」
私「放糞するとトイレの水が真っ赤なんです」
先生「ではお尻を出してください」
!!!!
私「え?まじすか?」
先生「だって出さなきゃ見れないでしょう」
・・・確かに。思い切って下半身裸になり、馬跳びの馬の姿勢(バッチコイポーズ)で肛門を出してみたら
先生「ベットに横になってください」
・・・確かに。会社のおっさん達の情報が古すぎたわい。ベットに横になり、お尻を突き出す私。
先生「ではいきますね~」
・・・!!!!あ、あああ~~~~~先生!!!!ああああ~~!!!
と思わず喘いでしまった。
そりゃそうだ。人生で肛門に指を突っ込まれたのは学生時代に中国人ババア風俗にいった時に何故か「オニイチャン、サービスネ!!」といわれグリグリ指一本丸々突っ込まれた時以来だ。その時も気持ち悪い感じがしてババアに怒鳴ってしまったが、今回も喘いでしまったのは気持ち悪さからなのであしからず。
しばらくグリグリされて、続いてカメラを突っ込まれ、くまなく調べてもらった。もうお嫁にいけない・・・そう思いながら先生の判断を待った。
先生「恐らく、内痔核と切れ痔があるのでそれかもしれないですね。内痔核は痛みがない人が多いですから。状況から察するにお酒が原因でしょうから控えてください。」
私「・・・はい。内臓は大丈夫でしょうか」
先生「経過みてですかねえ~、まあ踏ん張り過ぎちゃだめですよ。肛門は非常にデリケートですからね」
なるほど、いままで肛門に気配りなんてしたことなかったな。
ということで座薬を一発喰らい大量の座薬をもらい帰宅。
家族に家族のグループLINEで痔を打ち明けると、弟から
「痔・ENDだな」
と言われなんとも言えない気持ちになった。
これが上半期の振り返りでした。
裂ける門には福来る。