思生活

平成元年誕生。狩猟、ソロキャンプ、音楽、ガジェット、ゲーム、雑学、疑問、ネタ、酒、くだらないことを全力で感じるままに記事にしていきたい。

戸愚呂弟から学ぶモチベーションの上げ方

今週のお題「わたしのモチベーションを上げるもの」

まずは戸愚呂弟の紹介から。ハンターハンターでおなじみの冨樫先生の作品「幽遊白書」に登場しているキャラクターである。彼は主人公・浦飯幽助の師匠である玄海師範と昔の仲間であり、以前は人間として武闘家をしていた。しかし仲間を激強い妖怪に皆殺しにされて、怒りを糧に最強を目指す。その後人間としてやばいレベルで強くなり、暗黒武道会でその妖怪をぶっ殺して優勝。優勝した賞品で自分が妖怪になり、更なる高みを目指す超かっこいい敵キャラなのである。

 

話は戻るが幽助と戦う際、「お前には危機感が足りない、お前もしかしてまだ、自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね。」といい幽助の仲間である桑原を刺す。そして桑原が死んだショックで幽助に完全なるやる気スイッチが入り、戸愚呂弟を倒す、という展開になる。

実は桑原は急所を外されて生きていて、戸愚呂を倒した後に桑原がひょっこり現れ、戸愚呂の気持ちを汲み取って死んだふりをしていたというアツい展開も待っている。そんな戸愚呂の紳士っぷりには私は感服である。

 

ということで、まだ30年にも満たないひよっこの私が生きてきた中での最高にモチベーションを上げる起爆剤、それが「危機感」であるわけだ。そして危機感をあまり感じ得ない性格が災いして、過去何度も窮地に立たされたことがある。私はいつも「どうにかなるっしょ」という思考が身体中を巡っている。そこで幾度となく周りにいる「戸愚呂役」の誰かがケツをひっぱたいてくれるのである。

常に危機感を感じることが出来る人間の頭の中は、先の展開が読めている。

例えば夏休みの宿題を7月中に終わらせることが出来る人たち。これは去年夏休み最終日に焦りながら宿題をした恐怖がそのまま危機感に繋がって修正を図ることが出来るという事。(まあ親がやれっていってるパターンが多いかもしれんけど)

私の場合、「去年ギリギリで終わらせる事が出来た」というくだらない自信をつけてしまい、またギリギリでも大丈夫、その方が宿題にかける時間も少なくて済む、とまで考えてしまっていた。そして夏休み最終日の午前中に、明日を迎える前に終わらせなければならない恐怖とプレッシャーを餌に自分を高め、鬼のような集中力で一日で終わらせる。そこでまた考えてしまう。「じゃあ来年は最終日の午後からやろう」もっと自分を追い込めば、更に速いスピードで終わるんではないか。これがバカというものである。そして、最終日に宿題が終わらない年がいつか来る。そこで私はこう考える「俺がこんなに頑張ってやったのに終わらなかったってことはもうしょうがないんじゃないか、一杯がんばったもん。明日先生に謝ろう」そして次の日になんの悪気も無しに先生に謝罪、そこで私は許されてしまう。そうして次の年は「じゃあ夏休み終わってから宿題やっても大丈夫だ」と単純に考える。考え方が完全にゴミである。そんな中、出会ったのが前述にもある通り、戸愚呂弟である。彼の人を惹きつける程の強さ、態度、セリフ、今までの私が知っている悪役とは確実に一線を画している魅力があった。強すぎてマンガ読んでるこっちが怖いぐらいなのに、禍々しさを感じさせない紳士さ。そんなカリスマの塊ともいえる戸愚呂が発する「危機感が足りない」という一言。小学生の私は自己を投影して考えた。(そうだ、僕に足りないのは危機感なんだ)そう思えた。

それからしばらく急激に変わることはなかったけど今でも私の中には戸愚呂弟がいて、めんどくさそうな案件や出来事があった時に出てきて私に言ってくれる「お前には危機感が足りない」って。

人間死ぬ気でやればなんとでもなる、なんて軽ーくいう人いるけどさ、いざ、死ぬぐらいのレベルに達する事って人生で何回もないと思うんだよね。ただ、大した事ないような小さい事でも死ぬつもりで取り組める人にはきっと戸愚呂弟がいると思う。2人はいるね。という事で駄文乱文をお読みいただきありがとうございました。

 

あなたの中には戸愚呂弟はいますか?

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たまたま入ったトイレのブチ切れ要素 ザ・ベストテン

あなたにとって一番落ち着くトイレとは?私は多くは求めない。だが今回紹介したいザ・ベストテンはそこが地獄の扉だったと気がつかず入ってしまったが故に起きてしまった惨事である。心して聞いて欲しい。

第10位  落書きに風流を感じる

 
秋の大学のトイレにて、いつも通り用を足そうと個室に座り、スキージャンプの滑空姿勢で踏ん張っていた時、目の前のドアに普段は目に留めないぐらい小さい文字で
「秋の夜、俺のマツタケ、食うお前」
という川柳が書いてあるのを発見してしまった。なんやこれ...季語もばっちりだし、月の夜にその後突き合うんだなぁなんて思えるし、マツタケかぁ。匂い一流品味三流なんていうしほんと五感を刺激してくれる。秋の涼しさが叙情的な形で表現された素晴らしい作品だなぁ...なんてケツ出しながら真面目に感動してしまった。その後トイレから出た俺は、秋の涼風を頬に感じながらタバコに火をつけ、独り高く透き通った空を眺めながらもの思いにふけったのだった。
俺の中で「パスタ作ったお前」を遥かに上回る傑作だった。
感動し過ぎてウンコするの忘れてたのでウマい事書くの辞めろバカ。
 

第9位 ネオンが輝いている

 
キャバクラ、ガールズバーに行くとよく見かけるネオンの照明たち。酔っ払ってる状態でおしっこしてると自分のおしっこ真っ赤になってるように見えて酔い冷めるからやめろ。こちとら既にケツから血出しとんねん。血尿まで出たらもうヘブン待ったなしだろ。
 

第8位 紙3ミリぐらいしか残ってない

 
普通に腹が立つやつ。公共トイレを使う際はまず紙を確保するが自宅のトイレで家族にやられるパターンがこれに該当する。家に誰かがいて応援を呼べるのであればまぁ大丈夫だが、一度だれも家にいなくてトイレに独りになってて、うんこもしちゃってて、泣きそうになった。仕方ないからお尻にうんこつかないようにガニ股でカニ歩きしながらリビングを練り歩いたことがある。マジでやめて欲しい。
 

第7位 前の人のお土産がある

 
これは意図してやってるのか流し忘れちゃってるのかわからないが、相当キツい。さっきこの個室から出て行ったおっさん、よく聞けよ。今からお前の後を尾行してお前が明日の朝起きたときの為にお前のベッドから一歩踏み出すであろう位置に実刑くらうレベルに特大のうんこして滑らせてやるからな。覚えておけ。
 

第6位 有り得ない位置にうんこが飛んでいる

 
一番ヤバかったのは便器の座るところ。お前は空中浮遊しながらうんこしてたんか?某ラーメン屋の湯切りの天空落としを思い出しちまったわ。あとは足元に墜ちてた事もあった。思わずうんこに向かってZARD「負けないで」歌っちゃったよ。ゴールまであと少しだったよな...。極めつけは壁全体にうんこが撒き散らされてた時。いよいよ俺も運の尽きだなって思った...。
 

第5位 次に並んでいる人のプレッシャーを感じる

 
駅にて。いるのわかってるのにノック何回もするの辞めろ!こちとら存在をアピールするのに5秒に一回ぐらいゴホンゴホンってデカ目の咳払いしてるだろが!お前が漏れそうで焦っていればいるほど俺は集中して用を足せないだろ!!殺し屋みたいに気配消してジッとしててくれ!
 

第4位 ピースボートに乗りたくなる

 
もうあの広告なんで居酒屋ばっかりに貼ってあるのか、アレがピースボートの会社の戦略であるならば酔った勢いで応募してちょっと後悔し始めて乗り気じゃなくなっちゃって当日来る20歳以上の若者とおっさんがたくさん乗ることになるんだぞ。それはもうピースボートじゃなくてエスポワールだろ。
 

第3位 トイレの中までお邪魔される

 
主に居酒屋にて、店長の名前で、トイレの中までお邪魔して申し訳ございません、ここでならゆっくりお客様とお話が出来ると思いまして的な文章をよく見かけるのが結構キツイ。お前さっきコークハイボールくださいって言ったらハイボール持ってきて俺間違ってませんからみたいな感じ出してきたお前だろ店長!こっちもこっちで「あ、そうでですか、じゃあ全然それのむんで大丈夫ですよ!ごめんなさい!」っていったら「ウッス」みたいな感じ出してきたお前がトイレの中までお邪魔してくんなよおおおおおお!
 

第2位 ケツ出しジェットコースター

 
たまに電車内にトイレが設置されている車両がある。大抵は洋式なので大丈夫なのだが、一回俺は和式だったことがあった。漏れそうだがあと20分以上はこの電車に乗っていなければならない・・・そんな時目の前にはトイレ、空いている・・・。いつもトイレから出る時ニオイとか気になるからあまり使いたくはないが、よし、入ろう。 
・・・和式かよ・・・・しかもちょうど和式のところに着座する目の前につかまるバーみたいなのがついてるよこれ・・・トイレの空間に入った瞬間にもううんこしたくなっちゃってるからするしかないわ!そしてケツを出しうんこ座りする俺。ピィィィィィィィちょうど動き始める電車。ガッコン、プシュ~。揺れ始めるトイレ。すかさず目の前のバーにしがみつく俺。ケツだけが左右にリズミカルに動き始める。ジャミロクワイ聞いてる時の横ノリの感じで一定のリズムでケツだけが揺れ始める。俺は必死だった。うんこはもう外の光を見ているような状態なのである。劇場版ガンダムWエンドレスワルツウイングガンダムゼロカスタムがシェルター破壊する時のラストシューティングばりにブレッブレである。無事着弾はしたが普段洋式しか使わないアーバンキッズに成り下がった俺はこの振動で立ち上がる事は不可能に近かったので次の駅で電車が止まって時無事にトイレを出ることが出来た。さすがにもう和式はないかもしれないのだが、時速100キロの空間で和式でうんこするジェットコースター感は爽快であったが、二度と利用したくはない。
 

第1位 外から「ネバーエンディングストーリー」の主題歌を大声で熱唱される

 
10年前ぐらいの出来事なので決して5年前ぐらいにカヴァーをしているE-girlsの影響ではない。夜中にトイレにいたら、外からおっさんの声で「ネヴァアエンディングストオオオオオオオオオリイイイイイイイイイイ、イイイ~イイイ~イイイ~」と結構ウマい歌声で単騎熱唱をして通り過ぎていった。俺は思いもしない突飛な出来事に遭遇するとそこでその事について考え込んでしまう癖がある。(なぜ深夜一時にネバーエンディングストーリーの主題歌を歌い始めるのか・・・ファルコン、乗りてえなあ)
 
ということで魑魅魍魎が跋扈するこの埼玉で今日も一生懸命生きていこうと思った。

「ノーバン始球式」という天才的語感について

そう、俺はいつまでも釣られ続ける。釣り堀の魚のように餌らしきものを見た瞬間飛びつき釣り針が刺さった瞬間気づきもがき苦しむ。

そういう生き物なのだ。

さてノーバン始球式、調べたところ、2000年代に入ってからよく使われるようになったらしい。

「橋本環奈、ノーバン 天使すぎるセーラー服始球式」(日刊スポーツ)

おおおおおおおおおおおおおおいオイオイ、俺がどれだけ期待してその記事クリックしたかお前にはわかるのかよ!!!

・ボタンを押す数秒前の俺
「え?橋本環奈がノーパン?いやいやw まさかな~。いや?天使すぎるセーラー服?ということはセーラー服でノーパン?ありえるのか?いや、もしかしてパンツ見えたのか?開かざるを得ないな・・・う~んこれはクリックしないと気が済まないねェ。ちょっとだけ開いてみよっ!」(顔は懲役レベルのドエロ顔)
しかもこの時の頭の中は都合のいい情報だけを脳内に取り入れているのでセーラー服までしか読めてない。この間タイトルを見た瞬間から0.1秒。

・ほんとにただのノーバン始球式の記事だった時の俺
「まあ~そうだよな。千年に一度の国民的アイドルがノーパンでセーラー服着るわけないだろ。何期待してんだよ俺は。何千年釣られてんだよ。いい加減にしろよ。いまいくつだよ?もうすぐ30歳だぞ?生きてる価値あんの?酒ばっか飲んで太り続けてるし、冬場になると足が臭くてしょうがなくて足を切り落としてマグマの海に沈めるとか、スカイツリーから飛び降りて頭から砂場に刺さりにいってスケキヨみたいに足だけだしてクサイツリーやなとか謎の妄想してるゲロゴミだよ俺はほんとに。はあ~橋本環奈かわいい。飛び降りよ」ってなるんだよ!バカ!


という感じで釣られているそこのアナタ、なにも悩むことはないのよ。もう男という生き物はシミュラクラ現象で3つの点が顔に見えてしまうのと同じように、会社で「大人のいちごみるく」飲んでる事務のギャルが俺に向かって「おちんぽみるくおいひいです」って言ってるように聞こえてしまうのと同じように、FF14でソフィアが繰り出す技がチンターマニなのにチンタマって読めちゃったりしてしまうのと同じように、もう中田さんに氏つけるのやめろかわいそうだぞって思っちゃうのと同じように、タバコに太さは乳幼児時期に感じている安心感と多幸感を想起させるために女性の乳首と同じ直径に設定してあったりするらしいのと同じように、この世の中から戦争が無くならないのと同じように、僕らは愛し愛され生きるのさ。

そう、俺はいつまでも釣られ続ける。釣り堀の魚のように餌らしきものを見た瞬間飛びつき釣り針が刺さった瞬間気づきもがき苦しむ。だが俺は辞めることが出来ない。これからも俺はノーバン始球式のニュースを見る度に、その芸能人がノーパンで野球場で始球式をしている姿を思い描きながら生きていくのであろう。いつの日か年老いていってもこの視力が衰えいっても地球が止まっても人類が絶望に向かっても、そうこの想いは続く。

性獣・ブリトニー ~人のセックスを笑うな~ part2

前頁からの続きであるが、正直ブリちゃんのポテンシャルに俺は感動すら覚えていた。
・酒を浴びるほど飲む
・松野明美並みに喋る
・性獣


俺はそれから数人の友達にブリちゃんの話をネタとして話していた。そこで、友人の一人である、パンチという男が立ち上がった。なぜパンチと呼ばれているか。以前、チャラ男がかけているようなティアドロップのサングラスをかけさせたら、モンキーパンチにソックリだったからである。彼は男前ではない。ただ、尋常ではないレベルの性豪である。女という言葉を聞けば地球の裏側までぶっ飛んで行くようなポテンシャルの性欲があるような猛者である。

 

パンチは彼女がほしい、といつも言っているので、こいつを連れて行けばきっと面白いものを見ることが出来ると確信した私は早速ブリちゃんに連絡、数日後3人で飲むことになった。

 

今回はブリちゃんは単体で来ており、普通の居酒屋で俺とパンチとブリちゃんほ3人での飲み会がスタートした。パンチはあまりお酒が強くないのでそこまで飲んでなかったが、ブリちゃんはどこへ行っても浴びるほどの酒を飲んでいた。俺とともにかなりいいペースで飲み続けていると、こちらから仕掛けずともブリちゃんはこう切り出してきた。

 

「私、最近ラブホで飲み会するのにハマってるんだよね」

 

とんでもないことをいう女である。これが絶世の美女であればパンチをいかなる手を使っても帰らせ、夜の街に消えていただろうが、相手はブリちゃんである。俺は少し友達になった気でいたので至って冷静であった。

隣にいるパンチは餌が死ぬのを待つハゲタカのように天空から様子をうかがっている。

「じゃあそうしなよー、俺ぼちぼちしたら帰るからさ!」そう告げて2人にさせようとしたわけだが、ブリちゃんは「なにいってんの?おまえも一緒に来るんだよ。3人に決まってんだろ」キレ気味だったのでコークハイボールを吹きそうになったがもう終電も過ぎようとしているのでしぶしぶ承諾した。そして俺達3人は深夜のホテル街へ向かった。

 

深夜の歓楽街はそこそこに賑わっているが、ホテル街となると静かなもので、更に男2、女1で歩いていると周りから変な目で見られていることにすぐ気づくことができた。とりあえずコンビニで酒を買い、3人で入れるラブホを探した。これが結構断られた。しかも何故か俺がめちゃめちゃラブホの人に話すという謎さ。

ついに入れてくれるホテルを発見した。そこは3人なら料金1.5倍でならいいですよ、という単純計算スタイルだったので、割り勘して入室。普通のレベルのラブホだった。

 

ついにこっからこいつらおっぱじまるのか、というか人が目の前でヤってるシーンってどんななんだろう....すんごい興味があったので違う意味で俺は楽しんでいた。

 

部屋にはいるとハナからそういうつもりだったのか、ブリちゃんは「あ~疲れちゃったー」とかいってベッドに寝っ転がり始める。俺は部屋の隅にあるソファーに冷静に腰掛け、先程買ったビールに空けた。

一方パンチも弾丸のようなスピードですかさずベッドに飛び込む。流石である。

そこから俺も気を使い、照明を暗めにしたわけだが、ほんの5分経たないうちに俺が作った雰囲気の中で2人は案の定発情し始めたのだった。

最初はクスクスとした笑い声で2人仲良く会話しているようだった。あまりにも消音だったので何を話しているかよく分からなかった。途中何度がブリちゃんにベッドに誘われたが「俺はソファーで大丈夫っす」と言って決して行かなかった。

およそ5分後ぐらいにはだんだん笑い声の中にチュパチュパ言う音が混じりだした。俺は(お、始まったわ、俺はこの事実に関してどう感じるんだろう)と冷静に考えていたが、率直な感想を言うと「マジでただただ気持ち悪くてすぐ帰りたくなるレベル」だった。

よくよく考えたら、普段一緒に過ごしている友達が発情期のウマみたいな状態でスリーサイズがボンキュッボンではなくボンボンボンの女に盛っている光景を俺は何故見たかったのか不思議で仕方がなくなってきたのだった。

細かい感想は18禁になってくるので言えないが俺はその場でゲロ吐きそうになるぐらい気持ち悪くて、最高にテンションが下がっていた。

そのまま気付かれないようにソファーに1人で横たわり、リアルな音を聞きながら見えないようにじっとしていた。

すると15分ぐらい経過したころにパンチが俺に「俺君、帰ってほしい」と何の抑揚もなく言ってきたので、俺が払った分をくれて俺はホテルを後にした。

もう朝方4時ぐらいになった誰もいないホテル街を歩く俺。見た光景はかなりグロかったが俺は結果的にいいネタが出来たなぁぐらいに思って始発で帰った。

 

後日ブリちゃんから、また飲もうー!と明るいラインが来ていたので了解!とだけ返してそのままにしていた。

ちなみにブリちゃんとパンチは2発、生でキメてホカホカでバイバイしたとのことで、俺は結構笑った。

そんなこんなでブリちゃんとはその後も何回か飲んだような気がするが、そこではもちろん俺とはなんもなく、ただの友達のままだったが、数ヶ月後に俺のラインアカウントが乗っ取られて連絡先が全部消えてしまい、金輪際連絡を取ることが不可能になってしまったことだけが非常に悔やまれた。

 

どこかで元気に暮らしているといいのだが。

 

good-bye!

性獣・ブリトニー ~その女凶暴につき~ part1

大学生の時、ひたすらチェーンの居酒屋に行っていたが、後輩がナンパをしたいというので後輩2人と、同級生1人と俺の4人でHUBというチェーン店に連れられて行ってみた。そこはジャパニーズな居酒屋とは違い、席の境は特に設けられていない開放的な感じでいちいち酒をカウンターに買いに行くスタイルで外人多めのバーみたいな感じだった。色んな人が飲んでいる。そこで後輩がめちゃめちゃかわいい日本人の女の子を見つけ、さっそく話しかけていた。早すぎや。俺まだ1杯も飲んでないぞ・・・。その女の子は隣の外国人の女の子に小声でどうする~、のんじゃう~?って相談してた。友達だったのか。そしたらその外国人の方の女の子が一言「奢ってくれるなら飲もうぜ!」って超ノリノリで返事をしてくれた。そしてその外国人の女の子が今回の主人公、ブリトニーである。
彼女は自分の事を私はブリトニーと自己紹介をした。日本とスペインかなんかのハーフである。英語も日本語もペラペラだった。見た目はビヨンセのモノマネしている渡辺直美をそのまま外国人に改造したバージョンみたいな容姿だった。年齢は秘密って言ってた。顔が濃すぎて分らんかったが、多分20歳ぐらいだったのかもしれない。ブリって呼んでねってことで俺らはブリちゃんと呼ぶことになった。

ブリちゃんはアホみたいに酒を呑む女だった。当時の俺はコンビニに売ってるウイスキーの瓶だったら一時間ぐらいで一本は普通に飲んでたし、若かったからそこそこに酒の自信があった。だがブリちゃんも自信があったのかスペインの血が騒ぐのか知らんが、テキーラを大量に持ってきて、ショットグラスでの一気飲み大会を繰り広げたりと、完全に海外のノリで俺にバトルをしかけてきたのだった。もちろん迎え撃った。結局その日は日本人の女の子そっちのけで、何時間もひたすら強い酒を飲んでブリちゃんだけライン交換をしてフィニッシュした。ブリちゃんは潰れてはいなかったが俺並みのダメージは食らっているようだった。量は思い出せないが飲みすぎだった。俺のパーティは半数が2人が死亡、もう1人も俺も相当なダメージだった。ブリちゃんはなかなか面白い奴で、イイ奴だったのでまた飲もうと思った。

そして早くも数日後、俺の元にブリちゃんからラインが届く。
「ねえ、今夜また飲もうよ:D」みたいな感じできた。顔文字が外人感あるな~って思った。そして暇だったので快諾して、また同じHUBへ。ただ今回は俺のパーティは俺ただ1人だった。みんななんか用事があって誰も友達を呼べなかったんだったかな。スタンドアローンで乗り込む俺。そしたら前回の日本人の子もまたいて、2人でまたのんでるんかーって思って近づいたら、ニューフェイスの男性がいた。誰だよこのアロハシャツは。30歳前後ぐらいのやせ型で、ジェイクシマブクロから善意を奪ったような胡散臭そうな奴だった。おれも状況なんも知らんからな~と思って酒を買って席に近づく。そうするとブリちゃんと日本の子は俺に気づいて手をあげてくれた。すかさず俺も「ど~も~こんばんは~!」とちょっとテンション上げて話しかける。そうするとジェイクは俺に向かって「hi,nice to,meet,you!!」みたいな感じでイングリッシュで俺に握手を求めてきた。なんだ、外国人か。日系なのかな~なんて思って俺もよくわからんが「センキュー!」とだけ言ってみた。ブリちゃんに、彼はなんて名前の方なの?って聞いたらジェイクがすかさず「田中です、よろしく」みたいな感じで普通に日本語で話してた。へ~英語も喋れるんですね!ハーフの方なんですか?ってきいたら田中は「純日本人だけど英語は少し話せるよ~」みたいな感じで言ってた。俺は既に田中が嫌いになっていた。俺にサムライソウルはないかもしれないが、田中、オメーは明らか日本人みたいな感じの俺に日本語で挨拶しろ。かぶれてんじゃねーぞ。ふぁっきんじゃっぷぐらいわかるよバカ野郎。しかもこいつは俺が来る5分前にこの2人をナンパしていたのでブリちゃん達にとっても完全な赤の他人だった。まあそれは構わん、俺も先日までそうだったからな。ただ、俺と田中の違いが1つあった。田中はハナっから日本人の女の子に一直線でブリちゃんは完全置き去りだったのだ。まあナンパだからわかるんだけど、露骨過ぎてブリちゃんがかわいそうだったのだ。なので俺はブリトニーという炎に油をドバドバぶち込むことにした。

盛り上がり始めるブリちゃん。俺も同じ量を飲みどうにでもなれモード(以下Dモード)に入り始める。俺は外国人の友達がいなかったので、話のながれで、ここにいる外人ならどんなんがタイプなの?って質問をしたところ「あそこの席の~右から2番目の彼超イケメンやばいキャアアア!超ヤリてえ!!!」っていって超テンション上がっていた。そちらを見てみると20代後半ぐらいのイケメン白人4人組が座っており、その中の1人だった。うん、全員イケメンやな。ということで、田中も英語喋れるっていってたし、俺もノリでどうにかなんだろって思って「じゃあブリちゃん、今から連れてくるからそいつお持ち帰りしろな!」と伝え、イケメンの席へ単身乗り込む。俺もDモードだったので物怖じせずにジェスチャーと中学生レベルの英語力で「あそこの美女2人は俺のフレンドだから、一杯のもうぜ!」みたいな事を言った。なんとな~く通じてたっぽく、なんかノリノリで4人揃ってきてくれた。多分あいつらもいい奴らだったんだと思う。全員で8人になってしまってブリちゃんのテンションも最高潮を迎えたところでなぜかブリちゃんの奢りでショット大会を開催することに。20杯ぐらいニコニコしながら買ってやがったので、じゃんけんで負けたら飲む形式を俺が提案した。「ロック、シザース、ペーパー。OK?!」っていったら普通に理解してくれた。小学生の時にECC通ってて良かったなあって思った。
ちなみに田中は英語は実はまったく喋れないそうで、外国人4人来てから急に黙りだしてしまったのだ。ノリで伝わるといってもさっきの威勢の良さは一瞬で消えてて、途中でスッと他の女の子をナンパしにいってた。日本人の女の子はホッとしていた様子だったので良かった。

そして死闘が始まった。結論からいうと、ブリちゃんの餌を俺は指名し続け、俺もちょいちょい負けたが、餌のイケメンを無事潰すことに成功した。あとの3人もそんなにお酒が強い方ではなく何杯かでべろんべろんになっていた。じゃんけんしてないのにブリちゃんはちょいちょい一気飲みしてテンション上がりまくってた。途中の話を察するに彼らは観光で日本に来ていた。そして俺よりも年下だったらしい。という事で俺が一番大人げなかった。「外国人=酒が超強い」の方程式が頭の中にあったので相当気合が入ってしまい「アイムジャパニーズニンジャ!!!」とか言ってすげえ俺!とか思っちゃってた。
そしてみんなべろんべろんになったところで俺が「ブリちゃん、約束通り、賞品のイケメンになります。」といって好みの彼を贄として捧げた。ブリちゃんは「マジでありがとう!ヤリまくってくるわ!」と言い放ち、酩酊状態のイケメンに流暢な英語でささやき、夜のホテル街へ消えていった。残りの3人も死んだ顔をして帰っていった。その後、ブリちゃんの連れのかわいい子と二人きりになったが、もう帰らなくていけないと言われたので終電を逃し独り東京に取り残されたのだった。その日の俺はそのまま後輩を呼んで朝まで飲んで終了。翌日ブリちゃんにどうだった?ってラインしたら「めちゃくちゃ気最高だったよ!すごいヤリまくった!まじでありがとうね!」って返事が来て、やっぱ海外勢はすげえなあ~って思った。

part2に続く

人生初の釣りに行き、初めて釣った魚を食べて食物連鎖を感じた結果、命の尊さを知った

6月某日、会社の上司に誘われて男8人ぐらいで1泊で釣りに行ってきた。

私は運転手をもちろんして、辿り着いたのが千葉の外房。

正直いうと、釣り旅行とは言ってもガチなメンバーはいないので、酒を飲むことをメインで旅行を快諾したわけで、竿すら持っていないし、買ってすらなかった。

 

一日目、昼前には目的の千葉に辿り着いた。強烈な大雨で釣りどころではなかったので、全員で昼から居酒屋に入り、大宴会モード突入。そのままチェックインの3時まで居酒屋にいたのだった。もちろん車の私は一滴も飲めていない。そんなフラストレーションが爆発して、旅館についた瞬間、日本酒の一升瓶をグビグビ飲んでいた。そのまま夜の大宴会に突入、結局そのまま深夜3時ぐらいまで飲み続けていた。マジで千葉まで行ってやることではなかったのだ。

 

二日目、朝7時に叩き起こされ、グデングデンのまま朝食を食べていざ釣り場へ。カメラで適当に辺りを撮影して、車戻って寝るかな~なんて思ってたら先輩が釣り竿を貸すから折角だから釣ってみろとのことで言われるがまま釣り竿を持つ。ちなみにイソメっていうグロいミミズの餌も取り付けてくれるし、私はただ言われるがままに防波堤から竿を海へぶん投げるだけの簡単なお仕事だった。すると5分足らずで「ブブブブブ」と竿が揺れる。超バイブレーション。とりあえず巻いてみろとの事で、巻きまくる。この時私が考えていた事は一つ。

釣りってパチンコと一緒や・・・

まず、ひたすら当たるまで待つ、演出(振動)が来たら当たってる。CR釣り物語の完成である。

そして無事に釣り上げたのは10センチぐらいのイシモチという白身魚

もう釣られたイシモチも必死に跳ねて逃げようとしてた。

釣りマンガはグランダー武蔵しか読んだことがなかったので即リリース。先輩に食わないの?と言われハッとなった。そこからもビギナーズラックで爆釣れ、計7匹のイシモチが釣れたのだった。途中防波堤付近をイルカが遊泳していたが、流石にイシモチぶん投げたところで引っかかるほど頭は悪くなかったので松方弘樹のようにはなれなかった。

アイスボックスを先輩が用意していたので魚をぶち込み埼玉まで帰還。家で釣った魚を捌いてくれと嫁に頼んだ所、面倒くさいの一言で一蹴されたので、近所の実家に向かった。

台所で魚を広げるおかん。ここでいつもと違う感覚に囚われる。そう、こいつらの元気に生きていたシーンを私は知っている。私に釣られた元気だった魚たち。そこに確実に「生」があった。おかんは知ったこっちゃないので魚に包丁を躊躇なくぶちこんでいく。生まれて29年間魚を捌いたことがないのでこれを機に教えてもらい、私自身も捌くことに。

まず、そんなに大きな魚ではないので思ったよりグロくなかった。そしてウロコがめちゃくちゃ痛かった。三枚におろすでもなく、ちっちゃいからこのまま素揚げしようってことになったので油にぶっこみ試食。

人生で初めて狩り行為を行いゲットした魚は格別にうまかったのだ。

特にそれ以上の感想はない。正直味だけなら売ってる魚食ったほうがうまい。ただイノシシとか熊とか鹿とかも狩って食ったら絶対うまいんだろうなあとはおもった。

 

陸の生き物狩り、いつか体験してみたい。

ブロガーの皆さん、質問があります!

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